当院は創立から今年で70周年を迎えました。病院理念に「無差別平等の医療」を掲げている私たちは、患者さんに寄り添う治療を理想として、地域の方々に支えられながらここまで歩んで来ることができました。
近年では「断らないER」を合言葉に年間6000件を超える救急搬送を受け入れており、他にも地域医療支援病院やがん診療拠点病院など、この地になくてはならない急性期病院としての役割を担うようになっています。急性期医療を柱としながらも、回復期リハビリテーション病棟、緩和ケア病棟も有し、一人ひとりの患者さんを総合的に支えていきたいというスタンスを一貫して保ちながら日々診療を行っております。
加えて当院では診療科や職種の枠組みを超えたチームである7つのセンターを配置し、チームとして一人ひとりの患者さんに対応することにより診療レベルを向上すべく取り組んでおります。
また当院は基幹型臨床研修病院であり、各種学会の認定施設にもなっておりますので、医師の初期研修や専門研修をはじめ様々な職種の育成に力を入れております。
病院での医師の働き方にも多様性が見られる時代となってきましたが、当院にはこれまでどんなに困難な局面に立たされても互いに支え合い皆で協力して乗り切ってきた歴史があります。そういった文化はこれからも大切にしていきたいと思っております。その点、当院は全診療科で一つの医局ですので診療科の垣根もないですし、研修医世代の若い医師が多く所属しておりますので活気もあります。病院をお訪ねいただければ雰囲気が良いのを感じていただけるのではないのでしょうか。
これまでの経験や技術を新天地で生かしていきたいと思われる方、若手スタッフに教えることに興味をお持ちの方、診療科や職種の枠を超えて越えて協力し合いながら仕事をしていただける方の応募をお待ちしております。