ABOUT
耳原総合病院の看護部について
耳原総合病院では、9分野14名の認定看護師が活躍しています。それぞれの分野で、患者さんに対する高度な看護の実践や、看護職に対する指導やコンサルテーション、研修などに取り組んでいます。
疫学の知識に基づく医療関連感染サーベイランスを実践し、ケア改善にむけた感染防止技術の指導や、多職種と連携し問題解決に向けた相談・調整等を行う役割があります。日常の感染対策から、アウトブレイクの監視、新型インフルエンザ等のパンディミックに備えた対策を講じています。
褥瘡などの創傷ケア、ストーマケア、失禁による悩みや皮膚障害などのケアを行っています。患者さんが創傷、ストーマ・失禁などの悩みを軽減でき日常生活を快適に過ごせるように、また看護の質の向上を目指して活動しています。
抗がん剤治療を確実・安全・安楽に受けられるよう支援いたします。そのような治療を受ける患者さんやご家族の不安や苦痛を少しでも緩和できるように、副作用に対するケアの実践、多職種と協働し、サポートします。
急な発症や悪化を来した患者さんに適切なアセスメントから問題を明確にし、重症化回避と早期回復の看護を提供します。また、患者さんとご家族の気持ちに添い、代弁者として関わることを心懸けています。
2014年に認定看護師として一歩を踏み出し、現在、サポートセンターに所属しています。たくさんの職種と協働することで広い視野で患者さんを取り巻く環境や思いを知り、患者さんの生活を理解し大切にできるよう、少しでも一助になれるように努めています。
超高齢化社会を迎えた今、認知症をもつ方の入院も増えてきています。入院生活は認知症をもつ方にとって、緊張と不安の大きい環境です。医療スタッフと協働し、認知症をもつ方のニーズにあったケアの方法、「その人らしさ」を尊重した環境づくりを目指しています。
がんと診断されたときから、外来や入院において日常生活でのお困りごとや症状を伺いながら、早期からの苦痛症状の緩和、ひいては患者さんご本人らしい生活が送れるよう、多職種で協働しながらケアの継続に努めています。
がんの痛みを抱える方の苦痛を緩和するために、痛みの治療(鎮痛剤の使い方や副作用対策など)や、それに伴う不安などの相談・アドバイスを行い、痛みを緩和し、患者さんやご家族が安心して普段の生活を送れるようにサポートします。
在宅療養者の主体性を尊重したセルフケアを支援するため、ケースマネジメント看護技術の提供と管理を行います。在宅生活を支えると共に、入院されている患者さんの在宅療養移行支援においてケースマネジメントを行う役割を担っています。