「自分らしくこの地域で暮らしていく」
~まちに開く ケアとアートの交わり~ Vol.1
2024.12.03(火) 18:00-20:00
場所:耳原総合病院2階 みみはらホール
申し込み不要 無料です
ゲスト:
守本陽一さん:医師・一般社団法人ケアと暮らしの編集社 代表理事
上田假奈代さん:詩人・詩業家 釜ヶ崎芸術大学主宰
モデレーター:当院 大平路子ソーシャルワーカー
みみはらグループはこれまでも無差別・平等を掲げ、地域の「よりどころ」「いのちのとりで」として歴史を重ねてきました。『みみはら2030年の樹』を実現するべく、これからも地域の方々の生活と健康を支えながら、だれもが「自分らしい人生」を送れるようにしたい。そんな具体的な地域包括ケア事業として、鳳クリニックの建て替えと堺区大仙西に「コミュニティ棟」を来春にオープンします。
豊岡でだいかい文庫をまちに開く医師の守本さん、大阪釜ヶ崎でゲストハウスのふりをしてまちに溶け込む假奈代さん。お二人のお話を聞きながら、堺でさらにケアとアートを交差させるにはどうしたらいいのか?を皆さんで考えていきたいと思います。
pdfチラシ→こちら
主催:社会医療法人同仁会 耳原総合病院
お問合せ:虎頭(ことう)070-5581-1311
2024年度(令和6年)堺市文化芸術活動応援補助金事業
守本陽一さん
1993年、神奈川県生まれ、兵庫県養父市出身。医師。京都芸術大学大学院芸術研究科学際デザイン研究領域修士課程修了。自治医科大学在学時から医療者が屋台を引いて街中を練り歩くYATAI CAFEや地域診断といったケアとまちづくりに関する活動を兵庫県但馬地域で行う。総合診療医として病院で働く傍ら、2020年11月に、一般社団法人ケアと暮らしの編集社を設立。図書館型地域共生・社会的処方拠点として、商店街の空き店舗を改修し、シェア型図書館、本と暮らしのあるところだいかい文庫をオープンし、運営している。また、暮らしの中にケアが溶けている地域社会を目指し、医療・介護・福祉・デザイン・アートとまちづくりを掛け合わせた「ケアとまちづくり未来会議」の開催など、まちづくりとケアの橋渡し活動を行う。
現在は、保健所で、医療政策および重層的支援体制整備事業、在宅医療介護連携、総合事業、認知症政策、社会的処方モデル事業等の市町村支援にも従事。まちづくり功労者国土交通大臣表彰、グッドデザイン賞等受賞。共著に「ケアとまちづくり、ときどきアート(中外医学社)」「社会的処方(学芸出版社)」など。
上田假奈代さん
1969年・吉野生まれ。3歳より詩作、17歳から朗読をはじめる。2001年「ことばを人生の味方に、詩業家宣言」。2003年、大阪・新世界で喫茶店のふりをしたアートNPO「ココルーム」を立ち上げ、釜ヶ崎に移転し、2012年「釜ヶ崎芸術大学」開講。2016年ゲストハウスのふりもはじめ、釜ヶ崎のおじさんたちとの井戸掘りなど、あの手この手で地域との協働をはかる。 大阪公立大学都市科学・防災研究センター研究員、NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)代表理事。堺アーツカウンシル プログラム・ディレクター。大手前大学非常勤講師。