今回は大腸がん検診について、当院に通院中の患者さんのエピソードをもとにお話します。
持病の糖尿病で当院に定期的に通院していたAさん。糖尿病のコントロールのために耳原総合病院で検査入院をすることになりました。
その際に、初めて大腸がん検診を受診されます。大腸がん検診は検便の検査で、便に血が混じっていないかを調べる検査です。
結果は陽性でした。
検査の結果を受けて、すぐに大腸内視鏡検査が実施され、初期のがんと良性のポリープが発見されました。幸いにも早期に発見できたため、手術ではなく内視鏡での切除処置を行い、その後の経過は今も良好です。
Aさんに当時のことを伺うと、実は2~3年前から便に血が混じる、下痢や軟便が続くなどの自覚症状があったとのこと。堺市では大腸がん検診が無料で受けられることも知っていたし、クリニックの大腸がん検診のポスターもいつも見ていたそうです。実際に検診の検査キットも自宅に持って帰っていました。
ですが、
と、思うようにしていたそうです。
Aさんはその時の体験を振り返り、次のように話します。
しかし、いざ受診してみると、、、
と話されます。
Aさんからのメッセージです。
ぜひ、年に1度は特定健診・がん検診を受診されることをおすすめいたします。
堺市では年に一回特定健診・がん検診を無料で受けることができます。
詳しくはこちらまで
※本文は、患者さんのお話を元に、編集をしたものを掲載しています。