Interview
小児科
佐藤 結衣子 2015年入職
子どもたちが生きやすい未来をめざして
今、日本でも貧困の子どもたちがたくさんいますけど、海外は?という興味で行ってみたんですが、そこでの体験が大きかった。海外も日本もサポートが必要な人がたくさんいて、NGOなどの団体もあるんですが、そのNGOにも診てもらえてない子どもも多く、日本でも隠れて困っている子ども多いんです。もともと、病院はみんな病気を診てもらえる場所なんで、そこをキャッチができて、一人でも子供達を救えたらと。
初期研修は、そもそも学生の時に知人から紹介されて、民医連の学習会に行ったのが始まりだったのを覚えています。その学習会で中毒のことを落合先生がやっていて、出身が同じ関西医大やし、「おもしろい先生やなあ」ということもあって、そのことがきっかけでいろんな学習会に参加しました。実際自分が働く直前になって、見学に行き始め、また学生のときから知っている先生だったという環境もあったことや、ロールモデルになるような先生方もおられた。大学に残る気はなかったです。大学のやり方とか、大きすぎる組織が好きじゃなかった。市中病院でしっかり臨床経験を積みたいということで探したとき、小児科医を目指しつつ、一般内科的な力をつけたいと思っていたんで、そういう総合した診療が出来る耳原総合病院を選びました。
Reason ⽿原総合病院で働く理由
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やりたいことが出来る
大きい病院だと指示されてやるという感じですが、耳原だと自分がやりたいことに色んな人を巻き込んでやれるんじゃないか、という感じがします。
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必要とされる
大きい病院は別に自分がいなくても誰かがやってくれるという感じがありますが、主体性を持ってやることで、自分が必要とされているという自己肯定感を持てるということがありますね。
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地域密着型医療
小児科医として、専門性が高いというよりかは総合的なところをみて、発達とか、健康を守っていくところ、家族のサポートというのが小児科のメインだと私は思っています。そういう意味では専門性が高い病院よりかは、地域の人たちの健康、予防的に家族のサポートを入れられるだろうというので、耳原総合病院はやりやすいと思います。