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社会医療法人 同仁会 耳原総合病院

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1月16日(木)異文化CF 石田勇治先生をお招きします

2020/01/06

 これほどいろいろな国で分断が起こっている時代はあったのでしょうか?(戦後生まれの私には戦前の状況は詳しく解らないのですが)あまりにもひどい状況だと思います。その分断を惹起した根底はどのようなものなのでしょうか? 

  生活保護費以下の可処分所得しかない人が2500万人いるという格差社会と貧困など我々
民医連の医師が最も関心のあるSDHという社会問題。また、歴史修正主義がこれほどまで堂々とメディアなどに出ているという時代背景があるのではないでしょうか?

 今回ドイツの政治や歴史を研究されている石田先生をお呼びしての「異文化コミュニケーション」はヒトラー独裁の成立から戦後ドイツの「公的記憶」が形成されるまでの歴史を語っていただきます。

 ホロコースト(ユダヤ人虐殺)や侵略戦争といった重い過去をもつドイツですが、戦後、紆余曲折を経ながら、過去に蓋をするのではなく、ヒトラー時代の記憶を「公的記憶」として認めるようになりました。過程を振り返ることは決して無駄なことではないと思うし、今の韓国と日本の関係を考える上では最も重要な示唆を提示してくれるのではないでしょうか?  
                       病院長 奥村伸二

日時:2020年1月16日(木) 18:00-19:30
会場:みみはらホール
内容:歴史の「公的記憶」とは? 
      ~未来志向の関係性を作るために~
講師:石田勇治先生(東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授)ドイツ近現代史

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○参加お申込みは不要です
どなたでも、お気軽にご参加ください