「地域がん診療連携拠点病院」とは、専門的ながん医療の提供、地域のがん診療の連携協力体制の整備し、がん治療水準の向上に努めるとともに、緩和ケアの充実、在宅医療の支援、がん患者・家族さん等に対する相談支援、患者さん・住民の方々への相談支援や情報提供などの役割を担う病院として、国が定める指定要件を踏まえて都道府県知事が推薦したものについて、厚生労働大臣が適当と認め、指定した病院です。
耳原総合病院は、平成29年4月1日に堺市圏の
地域がん診療連携拠点病院に指定されました。
指定日:平成29年4月1日
更新日:令和3年4月1日
当院の患者さん・ご家族をはじめとして、当院通院中でない方でもご利用が可能です。
「がん」に関することなら、何でも結構です。気軽にご相談ください。
○消化器センター(外科・消化器内科・腫瘍内科)・・肝臓・膵臓・胆道・消化器全般など
○チルドレン&ウィメン・ヘルスケアセンター(小児科・産婦人科)・・
子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん・腹膜がんなど
○泌尿器科・・副腎・腎臓・尿管・尿路・精巣・前立腺のがんなど
○乳腺・甲状腺外科・・乳がん・甲状腺がんなど
○呼吸器外科・・肺がん、縦隔腫瘍など
○緩和ケア病棟・・全室個室・最上階(14階)・差額ベッド代無料
○病理診断科・・内科系・外科系、腫瘍・非腫瘍問わずあらゆる疾患の「最終診断」
平日 月~金 午前9時~午後4時 /1階8番
患者相談窓口、がん相談支援センターまで
072-241- 0501(代) がん相談支援センター 担当者まで
■ご相談方法
お話を伺い、ご希望に沿って対面相談の場所・時間のお約束をさせていただきます。
■費用 無料 (面談は1回あたり、30分程度とさせていただきます。)
例えば…
即日、ご対応できない場合があります。予め、ご了承ください。
専門職へお取次ぎが必要な場合は、後日改めてご来院いただくことがあります。
がんと診断されたときからの緩和ケアを目指し、外来や入院において日常生活でのお困り事や症状などを伺い、状況に応じて緩和ケアチームが介入いたします。
緩和ケアチームは身体を担当する医師・精神を担当する医師・薬剤師・認定看護師・公認心理士で構成し、定期的にカンファレンス(話し合い)を行い、患者さんの状況に応じて医療ソーシャルワーカー・管理栄養士・理学療法士、担当部署なども一緒に多職種連携と協働しています。
緩和ケアチームの活動として、がん性疼痛や悪心などの身体症状に対して痛みの評価を行い、薬剤や薬剤以外の日常生活で気を付けること(動作)など苦痛緩和に対して提案することや、症状によるつらさによって生活への影響があるときに、少しでも緩和できる方法を一緒に考えています。また今後の療養生活について相談を繰り返しながら、必要に応じて在宅部門の医療者の方とも相談・連携・調整をしています。
早期からの苦痛症状の緩和、ひいてはその人らしい生活を送れるよう、ケアの継続に努めています。
日本人の2人に1人ががんにかかる時代ですが、大人も含めて正しい知識を知る機会がとても少ないのが現状です。がんはもう不治の病ではありません。検診による早期発見・適切な治療で9割以上の人が治ります。また生活習慣を整えるなどの予防も大切です。
子どものころからがんについての正しい知識を伝えることが大切だと考え、令和3年度から、学校現場の要請での市立高校への出前授業を実施しております。
令和3年度:三国ヶ丘高校(夜間)、美原高校にて実施
令和4年度:大阪府立堺工科高校、大阪府立泉北高等支援学校にて実施予定
2022年6月2日 大阪府立堺工科高等学校での様子
日時:毎週火曜(第5週をのぞく) 14:00~15:00/場所:2階ボランティアルーム
※参加費無料です。
がんサロンは患者さん、そのご家族の方々が集まる交流の場となります。
お話しすることで気持ちの整理がつき解決への道筋が見えてくることがあります。
同じような経験をした皆さんが交流やイベントを通じて、さまざまな情報交換やリフレッシュのできる場になるよう考えております。
お気軽にご利用ください。
新型肺炎流行等の状況を鑑み、当面の間がん患者・家族サロン「ラ・パンジィ」は
中止させていだきます。
参加を予定してくださっていた皆様には大変申し訳ございませんが、
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
また再開の日時が決定しましたら、お知らせいたします。
「がん療養と体操」 ~体力を維持するために~ 担当:健康運動指導士 |
「がん療養とスキンケア」 ~治療継続には予防的ケアが大切です~ 担当:皮膚・排泄ケア認定看護師 |
「がん治療と情報の集め方」 ~話し合うことが大切です~ 担当:がん支援センター看護師 |
「がんと食事の工夫」 担当:管理栄養士 |
「気持ちと上手に付き合う方法」 ~気軽におしゃべりしませんか~ 担当:臨床心理士 |
「病気になったら知っておきたい医療制度」 ~ひとりで悩んでいませんか~ 担当:医療ソーシャルワーカー |
「緩和ケアってなに?」 ~身体や気持ち、さまざまな苦痛を取り除く治療です~ 担当:がん支援センター看護師 |
「抗がん剤のはなし」 ~期待される効能や副作用について~ 担当:がん薬物療法認定薬剤師・外来がん治療認定薬剤師 |
※がん支援プログラムの詳しいスケジュールはご相談ください
お問い合わせ先はこちら
がん相談支援センター 患者相談室 |
072-241-0501(代)担当者まで お気軽にご相談ください |
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