3月～5月にかけての新型コロナウイルス感染症への対応に関わり、皆さまよりご支援を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。

当院では2月中旬に対策本部を立上げ、院内感染の防止や院外からのウイルスの持ち込みを
予防しながら、外来および入院において地域から求められる医療を継続できるよう、病院を挙げて対応に当たってまいりました。
幸いにも第１波においては、院内感染も、また職員の中での感染を起こすことなく乗り切ることができました。マスクやガウンなど個人防護が不足する中での対応でしたので、皆さまからのご支援が大きな後押しをなりました。
また十分な知見や治療法のない感染症との”たたかい”という非常にストレスのかかる状況に置かれた職員にとって、皆さまからの様々なお心遣いが大きな励みとなりました。

院内では現在、流行第１波での取り組みについて振り返りをしながら、次なる流行が起きた際にも安全に対応できるよう準備を進めております。皆さまから頂戴しましたご支援に報いるためにも。引き続き地域から求められる役割をはたしていきたいと考えております。
改めて皆さまからのご支援に感謝申し上げます。

　　　　　　　　　　　2020年6月末日　　耳原総合病院　病院院長　奥村　伸二