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【11月16日開催】民主主義と芸術〜 阪本洋三教授(近大教授)

2017/06/19

■日時:11/16(木)18:00〜
■場所:みみはらホール
■お話:阪本 洋三教授(近畿大学文芸学部 芸術学科舞台芸術専攻) 

*5/27(土)地域交流ゾーン1周年 シンポジウム ご発言より
ーシンポジウムにて、急きょ民族舞踏「ハカ」を実演される阪本洋三教授、後方は奥村病院長はじめ当院スタッフ
 

「ライフワークは、民主主義と芸術の関係。バレエ、能など封建時代に王様、貴族、階級的にコントロールしていたひとのための芸術だった過去があります。庶民が一般人があまねく共同で楽しみたいとおもったら、バレエか? 能か・・・? ホスピタルに(病院に)、コミュニティという視点で芸術を導入するには、だれのためにどういう視点でどう提供するのか、大切だと思います」

「200年前イギリスに植民地化され、言語も、文化もうばわれたのがニュージーランド先住民人々。アイデンティティをはく奪される、そういう歴史を文字文化をもたなかったために先祖の歴史は、子どもたちにパフォーミングアーツで伝えてきました」

「大切なことは『想像力が共感力を可能にする』。アートを作ると言うことはヴィジョンをもって、作品にする、絵画も音楽もイマジネーションなければ作れません。想像力がなければ、苦しんでいるひとの立場に身をおく共感力はうまれない。だから芸術教育は必要だといえると思います。
 相手の立場にたって考える力、能力、どうやっておしえられるのか? はぐくめるのか?いまそんな科目があるか? どうやったら伝えられるか? ・・・・演劇やダンス通じて、そういう力を養ってほしいと考えています」