当院の理念である「患者負担の少ない医療」を実践します。
大阪府の平均分娩費用は約48万円です。(厚生労働省保険局資料より)
動画にUSB持ち込み可能と説明していますが、セキュリティの問題があり600円でUSBをご購入いただきます。
産後の部屋は、全室個室です。個室料金は必要ありません。
赤ちゃんとお母さんが、個室で一緒に過ごすことができます。
育児に慣れていただき、赤ちゃんの特徴や、授乳パターンがわかることで退院後の生活のイメージがつきやすくなります。
お母さんが疲れたときは、新生児室で赤ちゃんをお預かりしますので、個室でゆっくり過ごしてください。
受付は10時30分までとなっております。
【下記の場合は、予約なしでも診察をお受けします】
・紹介状をお持ちの産科・婦人科受診の方
*可能な限り紹介先より地域連携室を通して、予約をお取りいただきますようお願いいたし
ます。
当院の分娩予約状況により、分娩予約をお受けでいない場合があります。
分娩をご希望の場合は、お早めに受診いただくか、お手続きをして「分娩予約完了書」をお受け取りいただくようにお願いします。
※動画中にエコリシン眼軟膏を使用していますが、現在は使用後破棄するため
お渡ししていません。
当科では従来の医師の産科外来に加えて助産師の産科外来を開設しています。
必要に応じて同じ日に医師と助産師の両方の診察を受けます。
医師産科外来、助産師外来、NST(胎児胎盤機能検査)、技師超音波検査、すべて予約制です。
医師の産科外来では妊娠の異常の発見とその治療に専念します。
「不安を与えないこと」が、モットーです。医師は24時間院内に待機し、お産や妊娠中の異常に備えています。
【お願い】予約日変更は、原則いたしかねます
やむを得ず変更・キャンセルされる場合は、下記時間帯におかけください
(代表)072-241-0501 (受付時間)平日14:00-16:00
妊婦さんの健康管理のお手伝いをさせていただいているのが医師・助産師・看護師・医療事務です。
助産師は、快適な妊娠生活を過ごしてもらえるよう生活面・精神面の助言をします。
経過について異常が疑われたり、内服薬の希望などがあれば、医師の診察も受けていただきます。
また、医師に聞きにくいことも気軽に相談していただけると思っております。
助産師が、妊娠期から関わることで分娩期・産褥期にも皆さんの安心につながると思います。
お産の主役は皆さんです。
私たち医療者は皆さんが安心・安全に出産していただくための手助けをさせていただいています。
安心・安全な出産をしていただくために、妊娠中からバースプランをたてて、皆さんの望む出産ができるよう援助しています。
そして、出産時は、ご主人の立ち合い出産をお勧めします。
出産に立ち合うことで父親としての自覚を再確認していただけ、母親の大変さや命の大切さを理解できるでしょう。
出産は育児のスタートです。一緒に頑張りましょう。
皆さんはスイートルームのようなキレイな病室や豪華なフルコースなどを思い浮かべたのではないでしょうか。
国立成育医療センターのホームページでは、“本当にぜいたくなお産とは”徹底的に安全対策を追求した出産のことだと明記されています。
その条件として、出産時は産科医・助産師・看護師・小児科医という最低4 人のスタッフがバックアップすることといわれています。
私たちは皆さんが出産に来られた場合、産科医・助産師・看護師で24時間バックアップします。
異常が予測される分娩には、昼夜問わず小児科医が分娩に立ち合います。
皆さんが陣痛・破水・おしるしなどで来院されたとき、一番に母児の健康を確認します。
そして内診、超音波検査、分娩監視装置(CTG)で分娩の進行状態を把握します。
陣痛期(分娩第1期)は、初産で平均12~14時間・経産婦で平均6~7時間です。
最も長く過ごす時期で痛みも伴います。
腰痛が強ければ、側臥位やクッションを使い四つん這いが楽かもしれません。
皆さまが一番楽な姿勢でお過ごしください。
家族にも参加していただき、励ましの言葉や腰をマッサージするなど、出産のお手伝いをしてあげてほしいと思います。
もうすぐ赤ちゃんの誕生を皆さんで祝福する瞬間です。
まずは母児の健康を守ることが第一です。
そのため胎児心拍モニタリングを継続して行い、多量の出血や緊急時に備えて点滴をすることもあります。
分娩時の基本の姿勢は、半坐位で両足を挙上するような状態です。
体型や骨盤の形には個人差があり、個々にあった分娩体位が必要なことがあります。
基本の姿勢では分娩進行がゆっくりになったり、陣痛が増強したり、腰痛が増すこともあります。
私たちは、側臥位や四つん這いなどの自由体位を推奨してます。
ぜひ、自分にあった体位をお選びください。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の流行により、当院で面会制限が行われています。
それと同時に立ち会い分娩も中止させて頂いておりましたが、今回、条件はまだまだ厳しいですが、一定の条件を満たして頂く事で立ち会い分娩をして頂ける事となりました。
詳しくはこちらをご覧ください
夫が分娩に立ち合うことは、皆さんは不安が緩和され、励まされ、赤ちゃんを産み出す力にもなります。
夫は赤ちゃんと皆さんと一緒に、もっとも大変な時期を共有することになります。
きっと育児参加にプラスとなることでしょう。
お子さまにも分娩に立ち合っていただくことが可能ですが、無理のないように家族でよく話し合いましょう。
その際は、お子さまを支えてくださる大人が一緒にいてくれることが必要です。
マタニティヨガには以下のような効能があります
料金はいくらですか
→1回500円です。
上の子を連れてきたいのですが…
→こちらでは、お子様のサポート体制がございません。
体が硬いですが大丈夫ですか?
→ゆっくりと始めていきますので、安心してお越し下さい。
服装は、どういった物がいいですか
→体を大きく動かし、伸ばしたりしますので、動くやすい楽な服装でお越し下さい。
(更衣室、シャワーはございません。)
持ち物は?
→お水・タオル・ヨガのチケット・母子手帳をお持ち下さい。
ヨガの日にちは決まっていますか?
→ 毎週土曜日 13時-15時
2階みみはらホールBにお越しください ご予約はネット予約になっています。
(妊婦24週の健診にて、マタニティヨガが可能な方は医師より許可書が発行されます。)
ご予約は、6階窓口にお声がけください。
妊婦健診 | 健診回数は14回前後です |
分娩保証金 | 妊娠初期に納めていただきます | 30,000円 |
分娩費用 |
帝王切開の場合、手術料他一部は保険算定になります |
440,000円 |
元気なら皆さんとすぐに対面です。
写真やビデオ撮影をしていただけます。
出産直後は、産科医が赤ちゃんを診察します。
24時間以内に小児科医が赤ちゃんを診察します。
皆さまと対面された後、赤ちゃんはすぐに母乳を飲みます。
赤ちゃんのお口に入るはじめてのものはお母さまの母乳であることとお母さまと接触することで、抵抗力もUPします。
分娩直後の赤ちゃんはとても興奮しています。
おなかの中で聞いていたお母さま・お父さまの声を聞くととても、おちついた表情が見られます。
ぜひ、出生直後の赤ちゃんを抱き、話かけてあげてください。
思い出のひとつとして、うぶ声を録音したカードをプレゼントさせていただいています。
帝王切開分娩には選択的・帝王切開分娩と緊急・帝王切開分娩の2種類があります。
選択的・帝王切開分娩は、骨盤が狭い、前置胎盤、骨盤位などの場合に、安全性を考えて陣痛が始まる前に計画的に帝王切開をします。
緊急・帝王切開分娩は、通常の分娩途中にスムーズに進まない状態が起こった場合にまさしく緊急に行います。
しかし、帝王切開術にも一定のリスクがあり決して安易に行えるものではありません。
当院では手術決定から赤ちゃんを娩出までに、約10分から40分の時間(時間帯などの条件により異なる)を要します。
この条件を前提に安全性を考えた方針決定をします。
帝王切開分娩後の次の赤ちゃんの分娩は、当科では原則的に帝王切開分娩を選択しています。
それは子宮筋に前回の帝王切開の傷がある場合、陣痛により破裂をきたす可能性があるためです。
破裂から短時間(10~30分以内)に娩出しなければ母子ともに危険な状態となると考えられています。
上記のように当科では対応が不可能な時間帯があり、安全性を重視して原則的に帝王切開分娩を選択しています。
腹部の傷は、縦に切る方法と横に切る方法があります。
当科では、基本的には腹部を横に切る方法をとります。
腹部を横に切る方法は、縦に切る方法に比べて、傷の治りがよく、ケロイドもできにくいため、美容的に優れています。
腹部を縦に切る方法は、横に切る方法に比べて、わずかですが早く赤ちゃんを娩出することができます。
超緊急帝王切開など一刻を争うときは、当科でも腹部を縦に切ります。
当科では手術後の痛みを軽減する工夫をしています。
麻酔がきれて足が動くようになってからも手術後、約8時間はほぼ無痛です。
その後も定期的に鎮痛剤を使用し限りなく痛みを軽減します。
一般的に帝王切開後は、抜糸するまでシャワーをすることはできません。
しかし、当科では吸収糸で埋没縫合することと特殊なボンドを術創に塗布することで手術の翌日からのシャワーが可能です。
適応になる主な状態は以下の場合です。
陣痛が発来する前に破水をした場合
予定日を1週間以上超過した場合
経産婦さんの骨盤位分娩の場合
分娩のリスクが高い方で、分娩の開始時点からの慎重な観察が必要な場合
当科では自然分娩を基本にしています。
しかし、母子ともに一定のリスクがあると判断した場合、計画的に分娩を行うことお勧めするようにしています。
私たちは皆さんの主体性が失われないように注意をはらい、納得のいく医療を提供できるように努力します。
骨盤位(逆子)の経腟分娩は、頭位の分娩と比べてリスクの高い分娩です。
赤ちゃんは臍帯を通して酸素をお母さんからもらいます。
骨盤位の経膣分娩は、頭より先に臍帯が娩出されます。
臍帯が娩出されると赤ちゃんの頭に酸素が行かなくなるので、臍帯が出たあとは即座に頭が娩出されなくてはなりません。
頭、腕、肩がつかえて、娩出に時間がかかると、頭(脳)に長く酸素が行くことができず、脳にダメージを与える可能性がでます。
骨盤位の経腟分娩は超安産でなければならないのです。
国際的に初産の骨盤位は帝王切開が推奨されています。
経産婦さんの骨盤位は、安産である可能性を予測しやすいので、条件がよければ経腟分娩も可能です。
当科では、
35週までは自然に頭位になるのを待ちます。
35週以降は、リスクを説明した上で同意を得て、外回転術を選択できます。
外回転術は、医師がお母さんの腹壁に触れて、体外から赤ちゃんを頭位にする方法です。
頭位に戻らない場合は、初産の方は帝王切開となり、経産婦の方は経腟分娩か帝王切開を選択します。
出産翌日の昼食(深夜分娩の場合は2日目)はささやかながら、御祝膳を出させていただきます。
母乳の利点は
母乳に含まれる免疫物質が赤ちゃんを病気から守ります
成分が赤ちゃんの発育に適しています
母と子のふれあいは情緒を安定させます
母の産後の回復を早めます
衛生的で経済的です
吸啜によって歯牙や顎の発育をよくします
脳を刺激して脳の働きを活発にします
ラクトフェリンが大腸ガンを予防します
乳児突然死症候群はミルクで育った子より、少ないといわれています
甲状腺ホルモンを含むため、脳の血行をよくし、分娩時の微細胞脳障害を早く回復させます
そのため、ミルクにはまねのできない母乳をお勧めしています。
母乳が少ないと、体重減少が気になりますが、小児科医の診察を受け、必要時のみミルクを足します。
母乳が早く出るように、赤ちゃんが上手に母乳を吸えるように、皆さまが赤ちゃんの個性にあった育児が御家庭でもスムーズにできるように、母児同室にしています。
しかし、疲れている時や、バースプランで夜間赤ちゃんを預かってほしいと希望されている時は、新生児室でお預かりさせていただきます。御安心ください。
当院で分娩し、保険診療となった患児について、調乳を保険診療で行います。
堺市在住の方に関しては、医療証を提出することにより補助が受けられ、新たな負担金は発生しません。
堺市以外の方は、各市独自の補助が異なりますので、各自治体へお問い合わせ願います。
■ベビーとの面会
面会時間は、15分とさせていただいています。
現在、上記の方以外は、ガラス越し面会も行っておりません。
詳細は、助産師外来で案内させていただきます。
退院されれば新しい家族と共に新生活がスタートします。
小さな赤ちゃんのこと、戸惑いもでてくるでしょう。
赤ちゃんのことや母乳のこと、そしてお母さまの健康について・・・。
判断に困るようなことがあれば、私たちにお電話ください。
お力になれることがあるかもしれません。
そして、赤ちゃんの成長・発達を見る1ヶ月健診です。
完全予約制で、待ち時間を少なくしています。
また、出生直後~1才まで成長・発達を一貫して小児科医が関わらせていただきます。
そうすることで、その子の個性にあった指導が小児科医・保健師よりなされるのです。
そして、保健師は育児についての悩みなどを聞いてくれ、皆さまの力強い相談者となってくれています。
当院では、特に感染対策に力を入れています。 アメリカのCDC(米国疾患管理センター)の基準に基づき高いレベルの院内感染(防止)対策に取り組んでいます。
母児同室の部屋はすべてオートロックとなっており大切な赤ちゃんを守っています。
医療行為がなされるときは、十分な説明と同意のもとに行っています。
納得するまでどんどん質問してください。
分娩進行中は、同意書にサインいただくことが難しいことがあります。
当科では、妊婦健診のときに、よくあるケースについて事前に説明をし、同意書を作成するようにしています。
分娩進行中は、もう一度、口頭で説明し、同意をいただくようにしています。
チラシはこちら