広報誌「みみはら」vol.15 2018年秋号 特集より
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てんかんは、的確な治療によって約80%は治癒すると言われています。
また最近では、小児よりも高齢者に数倍多く発症しており、一過性脳虚血発作(TIA)や初期認知症と誤診されていることを多く見受けます。10歳前後に初発するてんかんに対し的確な治療がなされなければ学習障害やいじめの原因にもなります。
いずれも緻密なビデオ脳波検査に基づく抗けいれん剤の内服治療が中心になります。
頭部外傷、脳卒中や脳腫瘍によって引き起こされる二次性頭痛は、手遅れになると命にかかわります。一方、一次性頭痛は「慢性頭痛」あるいは「頭痛もちの頭痛」のことで、片頭痛840万人、緊張型頭痛2000万人、群発頭痛80万人いると日本では推計されています。
いずれの病態もCT検査、MRI検査およびビデオ脳波検査に基づく鑑別診断が最も重要です。
○10歳前後に初発するてんかん、高齢者てんかん、(難治性てんかん)
○一次性頭痛(片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛およびその他の三叉神経・ 自律神経性頭痛)
○二次性頭痛(頭頸部外傷・血管障害および脳腫瘍などの頭蓋内疾患や、 その他全身疾患に伴う様々な頭痛)
ビデオ脳波検査、CT検査、MRI検査、SPECT検査、(PET検査) 薬物療法
氏名 |
頭痛・てんかんセンター(脳神経外科)センター長 |
認定資格 |
日本脳神経外科学会専門医・指導医 |
所属学会 |
日本脳神経外科学会 特別会員 |