専門研修について

病理科専門研修

病理科専門研修は、下記の施設との連携プログラムです
・基幹施設:大阪市立大学医学部付属病院

特色
  • 消化管、肝胆膵、産婦人科系、泌尿器系、乳腺・甲状腺などの一般的な疾患から専門性の高い疾患を含む多彩な症例が経験できます。
  • 消化器科、産婦人科など多数の診療科と合同カンファレンスを行っています。
  • 日本病理学会や日本臨床細胞学会が主催する学術集会や支部会議には積極的に参加しています。
  • 近隣の大学病院や一般病院でのオプション研修は相談の上可能です。
  • 日本病理学会の研修カリキュラムに準拠した研修を受けることが可能です。
行動目標
  
  1. 頻度の高い疾患の病理検体が正しく取り扱うことができる(適切なサンプリング)。さらに、病理診断書の作成が適切に行える。
  2. 病理標本の作製過程を理解し、説明ができる。
  3. 病理所見に関して診療科担当医と協議し、カンファレンス等で適切な症例提示ができる。
  4. 診断困難例に遭遇した時に、コンサルテーションなどの適切な対処ができる。
  5. 手術検体の肉眼診断ができ、その切り出しを取扱い規約に沿って、的確に行うことができる。
  6. 免疫染色、特殊染色の意義を理解し、説明ができる。
  7. 死体解剖資格を取得した上で、病理解剖実施およびCPCでの症例提示が行える。
  8. 細胞診についても習熟することが望ましい。
  9. 院外における症例報告や論文作成を行うことが望ましい。
    
施設認定
  

日本病理学会病理専門医制度研修認定施設
日本臨床細胞学会教育研修施設

    
概要
  

組織診断 7,938件、術中迅速診断 63件、細胞診断 12,446件、病理解剖  14件
常勤病理医1名 非常勤病理医1名
臨床検査技師5名(うち細胞検査士4名)、検査助手1名

    
指導体制
  
氏名
役職
認定医・専門医
木野 茂生 病理診断科部長 日本病理学会病理専門医研修指導医(病理専門医登録番号 1883号)
日本臨床細胞学会細胞診専門医(登録番号 2405号)